石川泌尿器科ブログ

2017年3月13日 月曜日

クラミジア・淋菌の咽頭感染について。

野球のWBC、サッカーJリーグが開幕しました。
大阪では大相撲春場所、次いで高校野球が始まります。
徐々に春らしい気候になってきましたが、寒の戻りもあります。
体調管理にはご注意ください。

男性の性病で最多はクラミジア性尿道炎、次が淋菌性尿道炎です。
その最大の感染源は風俗嬢のオーラルセックスと考えられます。
すなわち、風俗嬢の咽頭にクラミジア・淋菌が感染しているということです。
特に淋菌検出率は咽頭の方が性器より高いのです。
しかし、ほとんどの場合感染していても無症状で、咽頭発赤や扁桃腫大など他覚所見はありません
そのため、検査が行われず感染が拡大していることが危惧されます。

当院には風俗などで遊んだ後に「喉が痛い」、「咳が出る」などの症状で受診される方が少なからずおられます。
本来は耳鼻咽喉科や内科に受診すべき症状ですが、性病を心配して受診されます。
先に書きましたように咽頭にクラミジア・淋菌が感染することはありますが、ほとんどの場合が無症状です。
潜伏期間もありますから感染直後に症状が出ることはありません。
風俗で遊んだ際に風邪を引いたと考える方が自然です。

性病は性器外にも感染します。
しかし、自分の症状を性病によるものと決めつけることは危険です。
喉が痛い➡咽頭癌
目が痛い➡網膜剥離
微熱が出る➡白血病
リンパ節が腫れる➡悪性リンパ腫
身体が痒い➡肝臓病
など、さらに重篤な病気が原因だった方もおられます。

ただし、感染しているかどうかは別問題です。
検査をしないと感染の有無は分かりません。
重要なことは、感染の機会があった場合はきっちりと検査を受ける事です。

当院での咽頭検査は生理食塩水で約10~20秒うがいをしていただき、そのうがい液を検査に提出します。
従来の咽頭を綿棒で拭うスワブ法に比べ、患者さんへの負担が少なく、陽性率も高いという報告もされています。
簡単な検査ですから、心配な方は是非受けてください。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
一人で悩まれずに、是非受診ください。









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2017年3月 6日 月曜日

2月の性病患者さんについて。

花粉の飛来が本格化してきました。
寒暖の差が大きい時期です。
体調管理にはご注意ください。

2月の新規の性病患者さんについてご報告します。
淋菌感染症9例、クラミジア感染症12例、性器ヘルペス3例、尖圭コンジローマ2例、梅毒3例でした。
淋菌・クラミジア同時感染2例、クラミジア・性器ヘルペス同時感染1例、梅毒・性器ヘルペス同時感染1例でした。
2月も梅毒の新規感染症例を3例認め、流行は続いているものと思われます。

2月は例年時期的に性病患者さんは減少します。
しかし、3月は卒業、就職、転勤による謝恩会、送別会などお酒を飲む機会が増えます。
新天地での新しい出会いもあると思います。
それに合わせて3月中旬頃から性病患者さんの来院が増加してきます。

性病はオーラルセックスや素股行為でも感染します。
風俗だけではなく、素人女性からでも感染します。
潜伏期間(無症状期間)が数ヶ月~数年にわたる場合もあります。
潜伏期間(無症状期間)でも人に感染します。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
奥さんにうつしてしまい、通院中に離婚になった方もいます。
他の病気以上に早期発見、早期治療が大切と言えます。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。

一人で悩まれずに、是非受診ください。







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2017年2月24日 金曜日

大阪市も梅毒対策に取り組み始めます。

花粉症の季節になってきました。
アレルギー対策は早めに開始しましょう。

2月20日の日本経済新聞に「感染症、抑えきれぬ日本」という記事が掲載されました。
結核の新規感染は世界保健機構が目標とする基準を今も上回りG7諸国では最悪。
HIVは世界的に新規感染が減少する中で、高止まりが続き2016年も前年に比べて増加しています。
梅毒はここ5年で5倍に増加し、特に20代女性では13倍以上に急増しています。

梅毒急増については以前からブログに書いていますが、2016年は4518人と42年振りに4000人を超えました。
2015年が2697人なので、その急増ぶりがわかります。
都道府県別では大阪府は東京都(1661人)についで583人と2番目に多くなっています。
当然ですが、大阪府ではそのほとんどが大阪市の医療機関からの報告です。
そのため大阪市も感染症対策課が中心となり、梅毒急増の原因究明など対策に取り組み始めます。
そこで梅毒患者さんの多い医療機関を訪問し、専門医との意見交換を行っています。
当院にも先日来院され、いろいろと意見交換をしました。
感染場所の特定など感染機会を減らす取り組み、性教育の充実などの必要性についてお話しました。

梅毒症例を診断した医療機関は所在地の保健所に全例届け出ることが法律で義務付けられています。
しかし、届けている医療機関は少なく、実際の患者数は3~10倍という報告もあります。
当院も昨年は29例の梅毒症例を届けています。
大阪府全体で583人ですから、1医療機関で約5%を占めるという事はありえません。
梅毒は泌尿器科だけではなく、皮膚科、婦人科など全ての診療科で診断されます。
人間ドック、手術前の検査などで偶然に見つかる方もいます。
現実には1年間に数万人の梅毒の新規感染者が診断されていると考えます。

梅毒の症状は多岐にわたります。
無症状のこともあります。
HIV感染の場合は約10年の潜伏期間を経てエイズを発症します。
日本では「いきなりエイズ」といって、エイズを発症して初めてHIV感染がわかる人が多い特徴があります。
もちろん、無症状(潜伏)期間でも相手には感染します。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。






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2017年2月10日 金曜日

臨時休診でご迷惑をお掛けします。

強い寒波が来ており、各地で雪の予報が出ています。
十分にご注意ください。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は学会出張のため、2月10日(金)午後~2月15日(水)が休診になります。
2月16日(木)からは通常通りの診察です。
ご迷惑をお掛けします。

2月11日(土)は建国記念の日で祝日です。
ほとんどの医療機関が休診になります。
ご注意ください。

以前のブログにも書きましたが、祝日、日曜日、夜間でも急病診療所は診察を行っています。
自治体、消防・救急などに問い合わせをすれば適切な医療機関を教えてくれる場合もあります。
原則として保険診療が可能です。
年中無休などを宣伝している美容形成・皮膚・泌尿器科クリニックではまず保険診療を受ける事はできません。
風邪などどのような病気で受診しても自費診療になります。
専門医の診察を受けられることもほとんどありません。
不必要な検査や投薬をされ、高額な費用を請求される場合もあります。

慌てずに、冷静になって医療機関を探してください。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
日本性機能学会、日本抗加齢医学会正会員でもあります。

一人で悩まれずに、是非受診ください。




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2017年2月 4日 土曜日

1月の性病患者さんについて。

インフルエンザが流行しています。
うがい、手洗いをしっかり行い、体調管理にご注意ください。

2017年度1月の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症12例(うち咽頭感染1例)、クラミジア感染症12例、性器ヘルペス8例、尖圭コンジローマ5例、梅毒3例でした。
淋菌・クラミジア同時感染を3例に認めました。
ブログにも書いていますが、やはり12月中旬以降年末年始にかけて感染された方が多かったようです。

クラミジアや梅毒は潜伏期間(無症状期間)が数ヶ月にわたることもあります。
淋菌、クラミジアの咽頭感染は無症状のことがほとんどです。
HIV感染は約10年の潜伏期間を経てエイズを発症します。
日本ではHIV検査を受ける人が少ないため、「いきなりエイズ」といってエイズと診断されて初めてHIV感染が判明する人が多いです。
潜伏期間でも人に感染します。
無症状であっても心配な方は検査を受けることをお薦めします。

各メディアも梅毒の大流行を取り上げており、今年に入り早くも3例の梅毒症例が来院されています。
現在梅毒を疑い検査中の患者さんもいますので、さらに症例が増えることが予想されます。
東京都に続き、大阪市も梅毒急増に対し原因究明など対策に本格的に取り組みを始めます。
専門医と意見を交換したいということで、大阪市感染症課の医師が近く来院予定です。
その場で得た新しい情報などはブログに挙げていきたいと思います。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
性病をパートナーにうつしてしまい、その結果離婚になった夫婦、別れてしまったカップルもいました。
心配な方は検査を受けるようにしましょう。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。




投稿者 石川泌尿器科 | 記事URL

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