石川泌尿器科ブログ

2017年2月24日 金曜日

大阪市も梅毒対策に取り組み始めます。

花粉症の季節になってきました。
アレルギー対策は早めに開始しましょう。

2月20日の日本経済新聞に「感染症、抑えきれぬ日本」という記事が掲載されました。
結核の新規感染は世界保健機構が目標とする基準を今も上回りG7諸国では最悪。
HIVは世界的に新規感染が減少する中で、高止まりが続き2016年も前年に比べて増加しています。
梅毒はここ5年で5倍に増加し、特に20代女性では13倍以上に急増しています。

梅毒急増については以前からブログに書いていますが、2016年は4518人と42年振りに4000人を超えました。
2015年が2697人なので、その急増ぶりがわかります。
都道府県別では大阪府は東京都(1661人)についで583人と2番目に多くなっています。
当然ですが、大阪府ではそのほとんどが大阪市の医療機関からの報告です。
そのため大阪市も感染症対策課が中心となり、梅毒急増の原因究明など対策に取り組み始めます。
そこで梅毒患者さんの多い医療機関を訪問し、専門医との意見交換を行っています。
当院にも先日来院され、いろいろと意見交換をしました。
感染場所の特定など感染機会を減らす取り組み、性教育の充実などの必要性についてお話しました。

梅毒症例を診断した医療機関は所在地の保健所に全例届け出ることが法律で義務付けられています。
しかし、届けている医療機関は少なく、実際の患者数は3~10倍という報告もあります。
当院も昨年は29例の梅毒症例を届けています。
大阪府全体で583人ですから、1医療機関で約5%を占めるという事はありえません。
梅毒は泌尿器科だけではなく、皮膚科、婦人科など全ての診療科で診断されます。
人間ドック、手術前の検査などで偶然に見つかる方もいます。
現実には1年間に数万人の梅毒の新規感染者が診断されていると考えます。

梅毒の症状は多岐にわたります。
無症状のこともあります。
HIV感染の場合は約10年の潜伏期間を経てエイズを発症します。
日本では「いきなりエイズ」といって、エイズを発症して初めてHIV感染がわかる人が多い特徴があります。
もちろん、無症状(潜伏)期間でも相手には感染します。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。






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2017年2月10日 金曜日

臨時休診でご迷惑をお掛けします。

強い寒波が来ており、各地で雪の予報が出ています。
十分にご注意ください。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は学会出張のため、2月10日(金)午後~2月15日(水)が休診になります。
2月16日(木)からは通常通りの診察です。
ご迷惑をお掛けします。

2月11日(土)は建国記念の日で祝日です。
ほとんどの医療機関が休診になります。
ご注意ください。

以前のブログにも書きましたが、祝日、日曜日、夜間でも急病診療所は診察を行っています。
自治体、消防・救急などに問い合わせをすれば適切な医療機関を教えてくれる場合もあります。
原則として保険診療が可能です。
年中無休などを宣伝している美容形成・皮膚・泌尿器科クリニックではまず保険診療を受ける事はできません。
風邪などどのような病気で受診しても自費診療になります。
専門医の診察を受けられることもほとんどありません。
不必要な検査や投薬をされ、高額な費用を請求される場合もあります。

慌てずに、冷静になって医療機関を探してください。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科は日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
日本性機能学会、日本抗加齢医学会正会員でもあります。

一人で悩まれずに、是非受診ください。




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2017年2月 4日 土曜日

1月の性病患者さんについて。

インフルエンザが流行しています。
うがい、手洗いをしっかり行い、体調管理にご注意ください。

2017年度1月の性病患者さんについて報告します。
淋菌感染症12例(うち咽頭感染1例)、クラミジア感染症12例、性器ヘルペス8例、尖圭コンジローマ5例、梅毒3例でした。
淋菌・クラミジア同時感染を3例に認めました。
ブログにも書いていますが、やはり12月中旬以降年末年始にかけて感染された方が多かったようです。

クラミジアや梅毒は潜伏期間(無症状期間)が数ヶ月にわたることもあります。
淋菌、クラミジアの咽頭感染は無症状のことがほとんどです。
HIV感染は約10年の潜伏期間を経てエイズを発症します。
日本ではHIV検査を受ける人が少ないため、「いきなりエイズ」といってエイズと診断されて初めてHIV感染が判明する人が多いです。
潜伏期間でも人に感染します。
無症状であっても心配な方は検査を受けることをお薦めします。

各メディアも梅毒の大流行を取り上げており、今年に入り早くも3例の梅毒症例が来院されています。
現在梅毒を疑い検査中の患者さんもいますので、さらに症例が増えることが予想されます。
東京都に続き、大阪市も梅毒急増に対し原因究明など対策に本格的に取り組みを始めます。
専門医と意見を交換したいということで、大阪市感染症課の医師が近く来院予定です。
その場で得た新しい情報などはブログに挙げていきたいと思います。

性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
性病をパートナーにうつしてしまい、その結果離婚になった夫婦、別れてしまったカップルもいました。
心配な方は検査を受けるようにしましょう。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
性病も他の病気と同様に診察には豊富な経験と新しい知識が必要です。

一人で悩まれずに、是非受診ください。




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2017年1月24日 火曜日

悪徳医療機関に注意をしましょう。

寒い日が続きますね。
暖かくしてお過ごしください。

東京新宿のクリニックの院長が性病と虚偽診断し、不要な投薬、検査を繰り返していたと逮捕されました。
クラミジア感染症の血液検査で陰性であった結果を陽性と書き換えていたとの事です。
一般的にクラミジア感染症の診断は、男性では尿検査(初尿)、女性では子宮頚管ぬぐい液検査で行います。
妊娠中の女性などでは血液検査で行う場合もありますが、過去の既往との鑑別、治癒の判定が困難な場合があります。
現在保健所等の公的機関でもクラミジア感染症の診断を血液検査を行うことはまずありません

このクリニックはいかなる場合も保険診療は不可能で、全て自費診療でした。
患者さんの希望やブライダルチェック検査などで自費診療になる場合があります。
AGA、ED、アンチエイジングなど保険診療適応外の疾患もあります。
しかし、日本は皆保険制度があり、基本的には保険診療が可能です。
保険診療が受けれないクリニックは避けた方が賢明だと思います。
診察をせずに薬を処方すること、すなわち無診察治療は違法なので、そのようなクリニックも避けた方が無難です。

女性の場合でも尿検査で判明することもありますが、クラミジア、淋菌などは子宮に感染しますので、婦人科での検査をお薦めします。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本泌尿器科学会専門医、日本性感染症学会認定医が診察を担当します。
日本性機能学会、日本抗加齢医学会正会員でもあります。

一人で悩まれずに、是非受診ください。




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2017年1月17日 火曜日

梅毒感染者が激増しています。

寒い毎日が続きますね。
インフルエンザも流行しています。
暖かくしてお過ごしください。

国立感染症研究所が2016年1年間の梅毒の感染者が4518人となり、42年振りに4000人を超えたと発表しました。
患者は男性3148人、女性1370人。
都道府県別では東京1661人、大阪583人、神奈川284人、愛知255人で都市部に多いです。

梅毒は抗菌薬治療の普及で激減し、一時は500人を切っていましたが、2011年以降再び増加してきました。
2015年には2697人と5年間で4倍に急増しました。
昨年は昭和49年以来となる4000人を超えました。
特に20代前半の女性の感染増加が目立っています。

梅毒は感染症法で診断した医師は全例を届け出ることになっています。
しかし、届けている医師は1割に過ぎないという報告もあり、実際の患者数と大きくかけ離れていることが指摘されています。
昨年の大阪府の患者数は583人ということですが、当院だけで29例を報告しています。
泌尿器科だけではなく、皮膚科、婦人科、内科等も診断しますので、現実には数倍の患者数ではないかと考えます。

梅毒は現在もペニシリンなどの抗菌薬で治療可能ですが、放置すると神経梅毒など脳や心臓に重い合併症を起こすこともあります。
当院でも昨年は2例の神経梅毒症例を認めました。
妊婦から胎児への感染は死産や重い障害につながる恐れもあり、先天梅毒症例の報告も増加しています。
症状は多彩で、臨床症状を認めない無症候梅毒の場合もあります。
第1期から2期への移行期でも症状を認めない場合があります。

梅毒は血液検査で診断することは容易ですが、感染後約1ヶ月は検査結果に反映されません。
検査時期にはご注意ください。

梅毒症例ではHIV感染など他の性病合併のリスクが上昇します。
併せて検査を受けることをお薦めします。

大阪市鶴橋駅前の石川泌尿器科では日本性感染症学会認定医が診察を担当します。

梅毒を含め性病は自分一人の問題ではありません。
パートナーをも傷つける非常に重要な病気です。
一人で悩まれずに、是非受診ください。






投稿者 石川泌尿器科 | 記事URL

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